みっちゃんちの日常茶飯

みっちゃんちの日常茶飯

名古屋市在中の主婦です。5人の子ども達(中1の長女リー、小3の次女ナー、小1の長男エー、保育園年少の次男オー、保育園2歳児クラスの三女レー)と年下の夫と暮らす日常の日記

子どもの窃盗は愛情不足らしい?構成するたった一つの方法

お店のモノを盗む

 

物心ついた頃から当たり前のようにしていた。

 

 

小学4年生になって、ふたりで駄菓子屋に入った。

 

私は、いつものようにポケットにお菓子を入れようとした。

 

その瞬間

 

「お金を払ってねー」

 

と、大きな声

 

ビックリして、振り返る。

 

おばちゃんは、まっすぐ私を見てた。

 

 

ポケットに入れようとしてたお菓子をそのままおばちゃんに渡して、買った。

 

 

 

 

 

駄菓子屋を出て、一緒にいた子が言った。

 

「何あの言い方!超ムカつくね!」

 

 

 

 

 

 

あの日から、私はモノを盗まなくなった。

 

 

 

大人になって、子どもが出来て、育児書を読んでる中、毒親という本を読んだ。

 

 

 

その本に、「子どもの窃盗は愛情不足」と書いてあった。

 

子どもは敵年齢ごとに愛情のコップがあって、それが満たされるのが当たり前。

 

当たり前が満たされないと、コップを満たそうとあらゆる方向に動く。

 

子どもの窃盗はまさにそれで、モノを盗むのは、愛を盗んでいる(つもり)らしい。

 

 

 

 

 

 

 

両親の愛情がわからなかった。

 

保育園でも、疑われて育った。(そんな記憶しかない)

 

小学校も引っ越しやら、私の性格の悪さゆえ友達がいなかった。

 

 

 

 

 

 

あの時、一緒に駄菓子屋に行った子からの言葉

 

「何あの言い方!超ムカつくね!」

 

 

は、100%の心。

 

もしかして盗もうとしたの?

 

なんて疑いの心みじんもなくて、100%信じてた。

 

 

 

あの言葉で、その一言で、心が一瞬で色づいた感じ。

 

 

その不思議な感覚を、今だによく覚えてる。

 

 

 

 

 

あれ以来、モノを盗んでない。

 

あの一言で、私のコップが満たされたんだなーって今ならわかる。

 

不思議だね。

 

 

 

 

 

子どもの頭を撫でること、たくさんハグすること、親の笑顔。

 

 

なかったー

 

母親に聞いても、

 

「ないない。抱きしめたことなんてないよねー。あの頃そんな暇なかったじゃん」

 

 

どんなやねん?

 

多分、心のヒマ、余裕、なんだろうなー。

 

 

我が家には、なかった。

 

 

 

 

 

 

 

あなたにはありますか?

 

子どもを100%で愛せる心の余裕。

 

 

愛してるツモリでも、本人が受け取ってなかったら意味がないこと。

 

 

 

しっかり言葉で、態度で表していきたいよね。

 

 

 

 

 

こんな子産んだ覚えがない

 

よく言われたなー

 

 

 

 

子どもの盗みグセが治らない

 

そんな風に思ってるお母さんが、もしいたら、まず、無心で抱きしめてあげてほしい。

 

子どもが嫌がっても抱きしめてあげて欲しい。

 

体温が届くぐらい長く、抱きしめてあげてほしい。

 

 

きっと、何かが変わるから。

 

 

 

うん。

 

 

 

 

 

あの時、私と駄菓子屋に行った子は、今でもつながってる。

 

千葉と愛知で離れているけどね。

 

有り難いなー。

 

数カ月前、会えたしね。

 

本当に有り難い。

 

 

感謝しても感謝しきれない。

 

 

 

 

齢を重ねるごとに、愛情のコップが満たされていく。

 

 

 

人って、不思議。

 

 

まとめ

 

子どもの窃盗は愛情不足

 

愛情のコップは、何年ががりでも満たそうと無意識で動いている。

 

小さいうち、特に一桁の子どもへのハグと、母親の笑顔は何よりの愛情

 

二桁になったとき、信頼出来る友達と一人出会えたら幸せ

 

 

自分の子どもにハグをしよう